阪急阪神ホールディングス(HD)は7日、同社の前代表取締役会長グループCEO(現阪急電鉄株式会社会長)の角和夫さんが、4月26日午前1時10分に自宅で逝去したと発表した。葬儀・告別式は既に執り行われており、後日お別れの会を開催する予定となっている。
角さんは73年に阪急電鉄(後の阪急HD)に入社後、03年に社長就任。阪神電気鉄道の子会社化を決断し、2006年に経営統合を果たして阪急阪神HDの初代社長に就いた。22年には岡田彰布前監督(現オーナー付顧問)の復帰を後押しし、38年ぶりの日本一を支えた。昨年12月に健康上の理由として会長を退任しており、またグループ最高経営責任者(CEO)と取締役も外れていた。