◆JERA セ・リーグ 巨人6ー4阪神(7日・東京ドーム)
巨人の坂本勇人内野手が約3週間ぶりに1軍復帰。6日の同戦で負傷交代し、リハビリ組へ合流した岡本和真内野手に変わって緊急昇格し、「7番・三塁」で先発出場すると決勝点となる適時二塁打を放った。
同点の4回2死一塁。フルカウントから相手先発・門別のスライダーをすくい上げて左翼線沿いへ運ぶと、一走のヘルナンデスをホームに返す、勝ち越しの適時二塁打となった。打席の内容は「あんまりきれいなヒットでもないですし、まだまだかなと思う」と謙遜したが「僕らしいレフト線のツーベースだったのでもっともっと打てるようにやっていきます」と感触を口にした。
お立ち台に上がった背番号「6」は久々の本拠地のグラウンドで大歓声を浴び「久々に1軍の舞台でこうやって歓声を受けられてうれしいです」と笑顔。前日の試合は自宅で見ていたと明かし「和真がああやってけがして、本当に巨人軍の4番で1人ですごい背負いながら戦っている姿を僕も見てましたので。和真の代わりにはなれないですけど、何とかチーム全員でカバーしながら帰ってくるまで頑張ります」と決意を語った。
最後には、岡本の不在を心配するファンらへ「本当にいろんな若い選手も出てきてますし、僕もまだまだ負けないように頑張るんで、ファンの皆さんも一丸となって頑張りましょう」と呼びかけた。