タイガースは7日(日本時間8日)、前田健太投手の解雇を発表した。ウェーバーが解除された段階で今後はFAとなって米他球団だけでなく日本復帰を模索するのではないだろうか。
37歳の前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結んだが、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合投げ防御率7・88と調子が上がらず、1日にDFA通告、メジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となった。
今後はウェーバーにかけられるも高額の年俸が残っており、他球団からの獲得はほぼ絶望でFAとなってあらたな移籍先を探すことになる。
2016年に広島からポスティングシステムでドジャース入りした前田は1年目からいきなり16勝をマーク。ツインズ移籍の2020年も60試合の短縮シーズンで6勝をマークするなど、メジャー通算68勝56敗を記録していた。