◆米大リーグ エンゼルス―ブルージェイズ(7日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルスの菊池雄星投手が7日(日本時間8日)、本拠で昨年途中まで在籍したブルージェイズ戦に登板。6回を5安打1失点の力投も打線の援護はモンカダのソロ本塁打の1点のみで降板、またも初勝利はお預けとなった。
1回1死一、二塁のピンチはスプリンガーを三ゴロ併殺打に仕留めて波に乗った。3回2死二塁ではゲレロを敬遠。サンタンダーを中飛に抑えた。4、5回は変化球もさえ2イニング連続3者凡退と封じたが、6回1死からゲレロに右翼へ二塁打を許すと、続くサンタンダーに中前に先制タイムリーを許した。
エンゼルス打線も5回までブルージェイズのベリオスを攻略できずに0点。6回にモンカダが2号ソロを放って、菊池の黒星だけは消してくれた。
エンゼルスと3600万ドル(約53億円)の3年契約を結んだ菊池。初の開幕投手にもなり、最初の4試合はすべて6回を投げきるも打線の援護に恵まれず。その後の3試合は6回投げきれずに降板していたため、この日が4試合ぶりのクオリティースタート。防御率も4点台から3・83となった。