オリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が、アグレッシブに「負の記録」断ちに挑む。9日のソフトバンク戦(京セラD)先発に向けて、大阪・舞洲で投手練習に参加。

「自分の足りない部分をしっかり練習できた」と、快投の準備はバッチリな様子だ。

 チームは昨年9月13日からソフトバンクに11連敗中。自身も同年7月7日・日本ハム戦(京セラD)を最後に、13戦連続で白星から遠ざかる。4回3失点を喫した前回の4月26日・西武戦(ベルーナD)後には、自らの今季登板を動画で確認。「ここ最近は、積極的な姿勢を見せられなかった。打者に攻め込んでいくことが一番」。ストライク先行の強気な投球こそが、勝利につながることを再確認した。

 9日からは、ウエスタン・リーグ10試合で防御率2・55の万能右腕・本田圭が1軍に合流見込み。2戦目以降の曽谷、田嶋にいい形でつなぐためにも、来日2年目右腕がタカのやりたい放題に「待った」をかける。(南部 俊太)

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