左肘を負傷し2軍で調整していた西武・武内夏暉投手(23)が13日から行われるソフトバンク3連戦(初戦・京セラD、2、3戦目・みずほペイペイ)で先発復帰することが8日、分かった。

 武内は国学院大から23年ドラフト1位で入団。

ルーキーイヤーの昨季は21試合に登板して10勝6敗で新人王に輝いたが、1月の自主トレ中に同箇所を負傷していた。4日の2軍・オイシックス戦(ベルーナD)で先発し5回2安打無失点と好投し、西口監督も7日のソフトバンク戦後に「来週のどこかで投げるよ」と今季1軍初昇格を明言。他の先発陣のローテを考慮すると、14日もしくは15日となりそうだ。

 左腕はこの日、ベルーナDで行われた投手練習に参加。6月3日から始まる交流戦に備えた打撃練習では、左打席に入り右翼へサク越えも放ち、「順調に仕上がってます」と白い歯を見せた。

 先発投手陣は4月の月間防御率が球団歴代最高タイの0・30をマークした今井を筆頭に、5戦4勝の隅田、昨季から続いていた連敗を13で止めた高橋らが好調で、武内が加わればより強固なものとなる。

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