大谷翔平、防御率メジャートップの山本由伸に“初援護”なるか　Ｄバックス戦「１番・ＤＨ」先発出場
ドジャース・大谷翔平（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ダイヤモンドバックス―ドジャース（８日、米アリゾナ州フェニックス＝チェースフィールド）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が８日（日本時間９日）、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場する。同じナ・リーグ西地区のライバル関係にある両軍は今季初対決。

首位を走るド軍が強さを見せたいところだ。

　大谷はチェースフィールドでは通算１１試合で打率３割５分３厘、２本塁打、５打点、４盗塁。昨季は同球場で初本塁打を放つなど好相性だった。この日先発のＢ・ファット投手（２６）とは昨季初対戦し、６打数２安打の打率３割３分３厘、１打点、３三振。ここまでホームランはないが、今季５勝（２敗）と好調の右腕を攻略したい。

　今季最長のビジター１０連戦はこの日が７試合目。今カード４戦を終えれば、真美子夫人、長女が待つ本拠地に帰ることができるだけに踏ん張りどころだ。Ｔ・ヘルナンデス、エドマンら主力打者にも負傷者が出る中、大谷は７日（同８日）までの敵地・マーリンズ戦では３試合で計１１打数４安打の打率３割６分４厘、２本塁打、４打点。２３年にＷＢＣ世界一の胴上げ投手、２４年には「５０―５０」を達成した“伝説の地”マイアミで今年もカード初戦、２戦目に本塁打をマークし、爆発力を見せた。打撃の状態は確実に上向いているだけに、ドジャース先発の山本由伸投手（２６）を早めに援護したい。

　５勝目をかけて今季初の中５日でマウンドに上がる山本は今季、メジャー全体トップの防御率０・９０と無双状態。この日ＭＬＢが発表した最新の「投手パワーランキング」では３位に入り、２年目の注目度はうなぎ登りだ。

今季、大谷は山本の登板７試合のうち６試合に出場し、２５打数４安打の打率１割６分、０打点となぜか打てていない。今度こそ、先輩としての威厳を示す。

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