◆イースタン・リーグ 西武8―2巨人(9日・カーミニーク)

 巨人の育成3年目・三塚琉生外野手が、公式戦初安打を記録した。

 この日、3軍から初昇格してイースタン・西武戦に「6番・一塁」で先発出場。

4回1死一塁の第2打席で、相手先発・篠原の変化球を捉えて右前へ運んだ。記念球は巨人ベンチへと送られ、攻撃終了後にはベンチ内でナインから祝福を受けた。試合後、桑田2軍監督は「よく声も出していたし、守備も良かったので楽しみな選手。大きなけがを経験して、そこからはい上がってきた選手だけに、また大きく成長してもらいたい」と期待を寄せた。

 三塚は桐生第一から22年育成ドラフト6位で入団した、豪快なフルスイングが武器の左の大砲候補。1年目の23年6月に左膝後十字靭(じん)帯損傷および左膝内側半月板を損傷する大けがを負って約1年間実戦から離れていたが、今季は3軍戦で主に4番打者を任され、打率3割5分1厘、2本塁打、11打点をマークしていた。

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