◆JERAセ・リーグ DeNA4―3広島(9日・横浜)

 DeNAが今季初のサヨナラ勝ちで勝率を5割に戻した。

 中5日で先発したトレバー・バウアー投手は、1点リードの4回にファビアンの同点だと末包の勝ち越し2ランで3点を失ったが、その後は追加点を許さず8回まで続投。

裏の打順で代打を送られ、1点ビハインドの状態で降板し、今季3勝目はならなかったが、味方打線が9回に追いつき、延長10回に林琢真内野手のサヨナラ二塁打でチームは勝利した。

 試合後、バウアーは自身の投球を振り返って、「少し風邪気味だったが、試合を作る仕事はある程度できたかなと思う」とコメント。失点した4回の投球については「3点失ったこと自体はとても残念です。ホームランを打たれた直前に投げた1球(2―2からの5球目が外角低めのボールに)はもしかしたらストライクかなと思ってはいたんですけど、それも野球。その1球で流れが変わるのが野球」と話した。

 NPB初完封を飾った3日の巨人戦(横浜)に続く白星とはならなかったが、チームの劇的勝利に「最高の気分。サヨナラ勝ちに勝る喜びはない」と声を弾ませていた。

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