大谷翔平、中５日の佐々木朗希を援護へ　Ｄバックス戦「１番・ＤＨ」　最近６戦４発　２戦連発１２号なるか
ドジャース・大谷翔平投手（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ダイヤモンドバックス―ドジャース（９日、米アリゾナ州フェニックス＝チェースフィールド）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が９日（日本時間１０日）、敵地・Ｄバックス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場する。先発マウンドには日米通じて初の中５日となる佐々木朗希投手（２３）が上がるだけに、今季３度目の２戦連発となる１２号で援護したいところだ。

　前日８日（同９日）の同戦では、３点を追う９回に２試合ぶりの１１号ソロを放ち、意地を見せた。最近６試合で４発と量産態勢に入り、本塁打王争いでは８日終了時点でリーグトップのシュワバー（フィリーズ）に１本差とした。３年連続キングに向け“指定席”は目の前だ。

　この日の敵軍先発はＥ・ロドリゲス投手（３２）。大谷は通算１３打数３安打の打率２割３分１厘、１打点。本塁打はエンゼルス時代の２１年に１本打っている。通算８６勝左腕を攻略し、ナ・リーグ西地区のライバルから今季初勝利を挙げることはできるだろうか。

　今季最長のビジター１０連戦はこの日が８試合目。打線でもＴ・ヘルナンデス、エドマンら主力に負傷者が出始め、マークがより厳しくなっている大谷だが、あと少しで真美子夫人、長女らが待つ本拠地に帰ることができる。今が踏ん張りどころだ。

　３日（同４日）の敵地・ブレーブス戦でメジャー初勝利を挙げた朗希は連勝を狙う。前回は５回で９８球を要したが、そこから自身初の中５日。

リカバリーがどれほどできているかもカギを握るだろう。Ｄバックス打線は８日に山本由伸投手（２６）から満塁弾を放ったモレノ、マルテら強力な打者がそろっているだけに気の抜けない一戦となる。

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