【阪神】藤川球児監督、村上頌樹のマダックス達成に「僕はお兄ちゃんに教わっている」とニンマリ
笑顔でスタンドに向かって手を振る藤川球児監督（中）（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

　◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神２―０中日（１０日・甲子園）

　阪神・藤川球児監督が２試合連続完封をマダックス（１００球未満の完封の通称）で達成した村上を大絶賛した。

　「いやもう本当にいつも締まったピッチングをしてくれる。

内野の守備も守りやすいですしね。しっかりとゲームを最後までいってくれました」とたたえると、リーグ単独トップの６勝を挙げる現状を「おそらく（７勝の）昨年の自分への、フラストレーションというんですかね、それを結果で取り返そうとしている。監督としてまだまだ満足をさせないように、ほっとさせないようにという思いでいますけど、今日はちょっとだけほっとしてもらいたいですね」と評価した。

　マダックスの達成には「僕はお兄ちゃんに教わっているんで。お兄さんもすごくコントロール良かったですね、マダックスって。レンジャースで習いましたけど」とニッコリ。藤川監督がレンジャーズでプレーした１５年に、名前の由来となったグレッグ・マダックス氏は同球団のＧＭ補佐を務め、投手コーチが兄のマイク・マダックス氏だった。

編集部おすすめ