◆JERAセ・リーグ 阪神2―0中日(10日・甲子園)

 中日・高橋宏斗投手は7回7安打2失点でリーグワーストの4敗目を喫した。初回1死から中野に左翼への二塁打。

外野の打球処理が少し遅れる場面もあったが、続く森下に中前への先制打を浴びた。「ビジターで、ああいう形で初回に失点すると、試合の流れも悪くなる」と初回を猛省。「前回も完封している投手が相手で、初回に点をあげると(相手の)リズムがよくなる。我慢比べだと思っていたけど、阪神で一番いいバッターに、ああやって打点を与えてはチームも乗ってしまう」と悔やんだ。

 6回2死三塁では佐藤輝にフルカウントから155キロを左中間へ運ばれて追加点を献上。「あの二塁打で試合が決まってしまった。慎重にはいったけど、自分の球が弱かった」。今季は好投と大量失点の繰り返し。今回は2試合連続で試合をつくったが、ゲームの流れを支配することはできなかった。

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