◆パ・リーグ 西武7―0ロッテ(10日・ベルーナドーム)
西武・今井達也投手は、この日も淡々とスコアボードに淡々とゼロを並べていった。7回まで無失点に抑えた今井は安どの表情でベンチへ戻った。
初回、先頭の藤原に中前安打を許したが後続をしっかり仕留めた。ソトに対してはこの日最速となる158キロを2球続け、156キロの速球で空振りの三振に仕留めた。「初回なんで相手に絶望感というか、無理だなと思わせることが大事。きょうの基準にもなるので」と静かに振り返った。
ハーラートップタイの4勝目を挙げて防御率は0・51に。奪三振も55で1位に立った。「一番はチームが勝つこと。ゼロで(ベンチへ)帰ることだけを考えています」と今井。個人の記録よりもチームの勝利を求めていく。