◆東都大学野球春季リーグ戦第4週第3日▽ 青学大2―1亜大(12日・ジャイアンツタウンスタジアム)
6戦全勝で3カードを終え、4週目の青学大戦で勝ち点を挙げれば2022年春以来の優勝が決まる亜大だったが、1勝2敗で勝ち点を落とした。これにより、首位は8勝3敗で勝ち点4の青学大に。
青学大は、最終週の国学院大戦で勝ち点を挙げれば5季連続のV。亜大は、残る日大戦で勝ち点を取り、青学大が勝ち点4でとどまった時に勝率の差で優勝となる。
亜大は、1回戦を8回1失点で勝利投手になったエース・斉藤汰直投手(4年=武庫荘総合)が2失点完投と頑張りを見せたが、打線が青学大の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)の前に3安打1得点に封じ込まれた。
正村公弘監督(61)は「斉藤はよく粘ってくれた。中西君と(前日の)鈴木(泰成)君の2人を打ち崩さない限り、青学大には勝てない。日大戦は、今まで通りしっかりした準備をさせて野球をやるだけです」と淡々と語った。