◆JERAセ・リーグ 広島5X―4巨人(13日・マツダスタジアム)

 広島は、今季2度目のサヨナラ勝ちで巨人と入れ替わる形で2位に浮上した。4―4同点の延長12回、最後は左脇腹肉離れから復帰初戦のモンテロが決めた。

1死一、三塁から中前適時打。延長12回を無失点で抑えたドラフト3位・岡本駿が、プロ初勝利を手にした。

 序盤は試合を優位に進めた。4月11日の対戦で10安打10得点で4回途中KOした巨人・戸郷に対し、初回は坂倉の押し出し四球で先取点を奪った。2回は中村奨が、21年7月7日のDeNA戦(マツダ)以来4年ぶりプロ3号で追加点。3回は小園の適時打、5回は末包の6号ソロと小刻みに得点を奪っていた。

 先発・森は毎回のように走者を背負いながら、4回まで無失点。3点リードの5回は、ソフトバンクから電撃トレードで移籍したリチャードにソロを被弾。6回1死から連打で一、二塁のピンチでリチャードを迎えたところで降板。2番手・森浦は、1死満塁から浅野に左犠飛を浴びた。7回は島内が無失点も、8回はハーンが、無死二塁からキャベッジに痛恨の2ランを浴びて同点に追い付かれた。

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