◆イースタン・リーグ 日本ハム―巨人(13日・鎌ケ谷)

 巨人の育成3年目・三塚琉生外野手が、同点打を放った。

 イースタン・日本ハム戦に「7番・右翼」で先発出場。

1点を追う2回1死二塁で相手の2番手・清宮虎に対すると、カウント2―2から139キロのフォークを捉えて右中間を破る同点の適時二塁打を放ち、3戦連続安打をマーク。さらに次打者・湯浅の打席で捕手がボールをはじく間に三塁へ進塁。続く山瀬の左翼線適時二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 三塚は桐生第一から22年育成ドラフト6位で入団した、豪快なフルスイングが武器の左の大砲候補。1年目の23年6月に左膝後十字靭(じん)帯損傷および左膝内側半月板を損傷する大けがを負って約1年間実戦から離れていたが、今季は3軍戦で主に4番打者を任されて結果を残し、9日のイースタン・西武戦で2軍に初昇格。同戦では右前へ公式戦初安打を放ち「しっかりと2軍でも良い成績を残した中で、1軍に呼ばれる選手になれるように頑張ります」と意気込みを語っていた。

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