◆東都大学準硬式野球春季リーグ戦1部 国士舘大4―3中大 2回戦(11日・スリーボンドスタジアム八王子)
国士舘大学が接戦を制し1勝1敗とした。初戦を落とし中大の優勝こそ決まったが、昨秋の王者は中大の完全優勝を阻止すべく食らいついた。
互いに無得点のまま迎えた4回、2死満塁の好機で代打・西本健人(4年)=健大高崎=。ファーストストライクを積極的に振り抜き、「チャンスで1本打つことができて良かったです」と、走者一掃の3点適時二塁打を放った。
簡単に勝たせてもらえないのが優勝チーム。5回に1点、8回に2点を返され同点に追いつかれた。それでも、8回1死二塁から、5番・高橋春輝(3年)=日大三=の内野安打の間に走者が返り、勝ち越した。高橋は「中大に勝ちたかったので勝てて良かったです。勝ち点取れるように頑張ります」と、3回戦での勝利と勝ち点奪取を誓った。