◆米大リーグ メッツ―パイレーツ(13日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 メッツの千賀滉大投手(32)が13日(日本時間14日)、本拠のパイレーツ戦に5勝目を目指して先発した。

 初回、先頭のフレージャーから宝刀フォークで空振り三振。

2死とし、3番レイノルズに対しては97・1マイル(約156・3キロ)の直球で空振り三振を奪う立ち上がりを見せた。

 千賀は前回登板の7日、敵地のDバックス戦で6回を2安打無失点に抑え、4勝目(2敗)を挙げた。防御率1・16は試合前まで規定投球回にわずかに届いていないが、リーグトップ。現地メディアによると、23年から15先発連続で自責点2以下としており、球団タイ記録という。

 序盤から制球が安定せずに3回まで毎回の5四球。前回登板前に高熱が出た影響で体重が減るなど、状態がまだ万全ではない中で先発の役割を果たした。立ち直った4回、5回は2イニング連続3者凡退に抑えた。

 メンドサ監督は「スライダーがとても良かった。フォークがない時、そしてそれを使うためのカウントを作れていない時でも結果を出せるのが、彼を偉大な投手たらしめているんだ」と称賛していた。

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