関西ブロック最大級の大会で、中学1年生王者を決める「(株)スギ薬局 阪神調剤グループ杯 第17回日本少年野球報知旗争奪 関西さわやか大会」(報知新聞社など主催)が11日、開幕した。京セラドーム大阪で行われた開会式では全10支部の134チーム、1993人(登録)が元気よく入場行進。
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夢にあふれる瞳を輝かせて、初々しい第一歩を記した。オリックスの本拠地である京セラドーム大阪での行進。中学生ボーイズリーガーになったばかりの新1年生が、はつらつとしたかけ声を響かせ、ダイヤモンドを周回した。
スタンドでは大勢の保護者や関係者らが見守り、温かい拍手で後押しした。冒頭で日本少年野球連盟の山崎幸二常務理事(関西ブロック長)が開会を宣言。大冨肇会長は「盛大な行進を見せていただき、大変感動しております。元気いっぱい、失敗を恐れず、はつらつとしたプレーを見せて下さい。選手の皆さん、大いに野球を楽しんで下さい」とエールを送った。
選手宣誓では大阪泉大津B(大阪阪南支部)の竹内湊真主将が、支えてくれる周囲への思いを口にしつつ「野球は楽しいときもあるが、悲しいとき、苦しいときもあります。挫折しそうなときにも、仲間がいるから続けられます。この大会では感謝と仲間をテーマに、正々堂々とフェアプレーの精神で戦うことを誓います」と宣言した。
昨年覇者で、優勝杯を返還した京都嵐山Aの後藤斗馬主将は「(同球場は)初めてで、ちょっと緊張してます。(人工芝が)メッチャ、ふかふか。プレッシャーはあるけど、皆で楽しく悔いなく終わりたい」と意欲。2、3年生主体で2チーム出場する関西女子の梅森紗々主将(3年)は「今年のチームは特に明るく、学年関係なく仲がいい。最後の学年なんで、メダルを取れるように全員で頑張りたい」と意気込んだ。
大阪柴島・高橋主将(大阪北支部)「球場の雰囲気がいい。仕上がりはいいし、優勝を目指す。自信はメッチャある」
和歌山御坊・城野主将(和歌山県支部)「メッチャ広く感じる。人数は少ないけど、皆で1つずつ勝っていきたい」
橿原・武田主将(奈良県支部)「広くて、いつもの試合球場とは全然違う。特別感がある。全員プレーで優勝したい」
住吉・矢野主将(大阪南支部)「いい球場。目標は、やはり優勝。
滋賀野洲・丸谷主将(滋賀県支部)「球場が広いし、ワクワクする。先輩が以前優勝しているし、そこを目標にしたい」
神戸B・山口主将(兵庫県東支部)「きれいで広くて、見晴らしがいい。(支部内の)予選を勝って本戦に進みたい」
藤井寺A・下條主将(大阪中央支部)「勝ちにこだわり、もちろん優勝を狙う。自信のある打力で勝ち上がりたい」
明石B・中村主将(兵庫県西支部)「臨場感があり、素晴らしい球場。関西1年生王者になって全国一を目指したい」
中百舌鳥・大竹選手(大阪阪南支部)「メチャメチャきれいで憧れる。ここで野球したい。まずブロックで勝ちたい」