◆京滋大学春季リーグ戦 ▽第6節1回戦 佛教大6―5京都先端科学大(14日・わかさスタジアム京都)

 第6節が行われ、佛教大が京都先端科学大に先勝した。

 プロ注目の最速149キロ右腕・赤木晴哉(天理=4年)が、6回1安打無四球、無失点と好投。

自己最速に迫る148キロもマークし、「基本、真っすぐで押せて、ピンチや要所ではしっかり変化球がコースに決まって空振りが取れたので、そこはうまくかみ合ったかなと思います」と振り返った。

 日本ハムの達孝太とチームメイトだった天理高では、故障に苦しみ、公式戦登板はわずか2試合に終わった。佛教大では2年春からリーグ戦に登板し、着実にレベルアップ。今秋ドラフトでのプロ入りを掲げる。この日、ネット裏には11球団のNPBスカウト陣が集結。優勝争いも佳境を迎えた中、猛アピールに成功した190センチ右腕は、「大事だと分かった中でしっかり結果を残せたのは、自分の中でも成長できたのかなと思う」とうなずいた。

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