◆JERAセ・リーグ 広島3―0巨人(14日・マツダスタジアム)

 広島は、7回無失点の大瀬良から3投手の完封リレーで巨人を制した。マツダでの同カードは今季5戦全勝で、開幕から引き分けなしの5連勝は18年(9連勝)以来。

2連勝で首位・阪神に1・5ゲーム差とした。

 7戦連続2ケタ安打で迎えた打線は、2回2死三塁から矢野が適時三塁打。矢野は、4月19日に阪神戦(甲子園)以来の適時打だった。5回は菊池の先頭安打の後、無死一塁からファビアンの適時二塁打で貴重な追加点を奪った。ファビアンは初回の右前打で連続安打を12試合に伸ばし、この日も頼れる助っ人が存在感を発揮した。

 一方の投手陣は、大瀬良が4回2死まで完全投球。7回まで5安打を許したが、二塁は踏ませなかった。2点リードの8回、新井監督は守護神・栗林を投入。3者凡退でつなぎ、9回はハーンが締めくくった。

編集部おすすめ