山本由伸「うれしかった」「僕も大谷さんのような活躍を」　大谷翔平の今季初“援護弾”で５勝目
５勝目を挙げたドジャース・山本由伸（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース９―３アスレチックス（１４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャースが１４日（日本時間１５日）、日本人コンビの活躍でアスレチックス戦に勝利し、２８勝１５敗の貯金１３でナ・リーグ西地区首位をキープした。中５日で先発し、６回４安打３失点６奪三振と好投した山本由伸投手（２６）がリーグ３位タイとなる５勝目（３敗）を挙げた。

　「１番・ＤＨ」で先発出場した大谷翔平投手（３０）が後輩を援護した。０―０の初回に今季３本目、通算１５本目の先頭打者アーチとなる１３号先制ソロ。４試合ぶりの一発で今季初めて山本がマウンドにいる時の本塁打となった。「すごくうれしかったですし。やっぱり大谷さんが打つと、チームも勢いづきますし。僕も大谷さんのような活躍をできるように頑張りたいと思います」と由伸は笑顔を見せた。

　前回登板に続いて今季２度目の中５日で登板した山本は、８８球でクオリティースタート（６回以上３自責以内）と責任を果たし、白星をつかんだ。初回から最速９６・９マイル（約１５５・９キロ）を計測し、３者凡退のスタート。３回にはソダーストロムに一時同点の中越え２ランを浴び、４回には１死一塁からアンドゥハーの適時打でリードを許す展開となった。それでも、金慧成（キム・ヘソン）の待望のメジャー１号ソロで同点に追いついた直後の６回は先頭打者に四球を与えながら、後続を打ち取ると、その裏に代打・ロハスの適時二塁打でドジャースが勝ち越した。８回にはベッツが２点二塁打、マンシーが２号３ランを放ち、一挙５得点で試合を決めた。

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