◆パ・リーグ 日本ハム7―0オリックス(15日・エスコンフィールド)

 2位・オリックスが日本ハムに敗れた。首位攻防戦を1勝2敗で終え、ゲーム差は今季最大タイの2に広がった。

 両軍無得点の7回、2イニング目のマウンドに上がった3番手・山岡が、1死満塁から郡司に左前2点打を献上。この日、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした右腕が、無念の今季1敗目を喫した。

 岸田監督は、山岡続投について「難しいけど、元々先発もやっていたし、(回を)またげるとは思っていた。体力的には」と説明。そのうえで「なかなか向こうのいい打線を止めることができなかったというところ」と肩を落とした。

 一方、ドラフト2位・寺西は、プロ初登板初先発で3回2安打無失点。指揮官は「すごく緊張してたと思うけど、ランナー出しながらも、初回に粘ったところがよかった」と、最速153キロ右腕を評価した。

 この日、ナイターで西武が勝利すれば、3月29日以来の3位転落。それでも、監督は「また切り替えてやってきます。一戦一戦、必死にやるだけなので」と前を向いた。

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