読売テレビの諸國沙代子と佐藤佳奈の両アナウンサーによるPodcast番組「酒のさかなにショコっとどうぞ」(月曜夜)が、19日夜にスタートする。

 入社11年目の諸國アナと入社7年目の佐藤アナ。

本人たち曰く“アラサー世代”の二人が、「仕事、家族、恋人、友達の優先順位は?」「結婚相手には妻と子供のどちらを第一に考えてほしい?」など、普段のおしゃべりをそのまま伝え、同世代の女性も思い悩むような話題を提供する。

 番組を企画した佐藤アナは、朝の情報番組「す・またん!」(月~金曜・前5時10分)の担当が6年目に入り、夕方に就寝する生活にも慣れてきた。今年はじめ「自分のやりたいこと、楽しいと感じることはなんだろう?」と考えるようになった結果「とにかく自由に話せる場が欲しい! ないなら私が作ろう!」と思い、ずっと好きだったラジオの魅力を改めて考えたという。佐藤アナは「私はラジオが好きで毎日聞いているのですが、ラジオはパーソナリティーの人柄がわかりやすく、また個人的な話題を聞いているうちに、どんどんコアなファンが生まれていくように思います」と思いを語った。

 同局にはラジオ部門がないが、同様の魅力を秘めた音声コンテンツならできると企画に着手。佐藤アナは「企画書を書くのも初めてだったのですが、絶対に通したかったので、いろんな人のPodcastを聞き、企画書の書き方を先輩に教えてもらい、企画内容を練れるだけ練りました」と明かした。

 おしゃべりのパートナーは先輩の諸國アナが務める。2人は一緒にキャンプやサウナに出かけたり、時には実家を訪ねたりする仲。誘われた諸國アナは「他にも仲のよいアナウンサーがいる中で、年上の私に声をかけてくれたことがうれしいサプライズ。もちろんやりたいと即答しました」と呼応した。諸國アナ自身も音声メディアに関心が高く「就職活動ではラジオもあるテレビ局を第一志望にしていたほど、音声メディアには親しみがあります。どこか“内緒話”のような雰囲気があるのも魅力ですし、背伸びせず等身大で話せるところに共感が生まれ、そこが面白さだと思っています。

さらに私たちは同世代の女性同士なのに、意見や価値観は意外と違っていて、その“ズレ”が面白いかもしれません」と、新番組の魅力を語った。

 佐藤アナは「アラサー独身アナウンサーの2人が日々の生活で感じることや人生観、恋愛観など、等身大であけすけなおしゃべりを盗み聞き感覚で楽しんでいただけたら幸いです」と話し、いずれは「このアナウンサーが好きだからこのテレビを見てみようと思ってもらえたら。また、私たちもトーク力を磨くことでテレビ番組やイベントでもその技術を活かしたい」と展望を描いた。

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