将棋の藤井聡太名人=竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖=に永瀬拓矢九段が挑戦する第83期名人戦七番勝負第4局が18日、大分・宇佐市の宇佐神宮で指し直され、午後1時に対局が再開された。

 昼食は藤井が「旨味凝縮!特製つけ麺」。

永瀬が「安心院すっぽん名人御膳」、「宇佐米勝ちえびまんだこっち焼き」を注文。飲み物は藤井が「大紅袍茶」。永瀬が「シトラスジンジャーYell」、「苺みるくフラッペ」だった。

 17日午後5時3分、藤井の61手目で千日手となり、規定によりこの日の9時から指し直し局が行われることに。先後入れ替わりで、先手は永瀬。戦型は角換わりとなり、44手目まで進み、AI評価値ではほぼ互角。しかし対局開始時点で持ち時間(9時間)の残りに約2時間40分の差があったが、昼食休憩前に永瀬が54分使うなどして、1時間半ほどの差に縮まった。脇息にもたれかかり頭を手で押さえる苦しそうな場面も見られた。

 夕食休憩30分を挟み、18日中には決着する見込みとなっている。

 藤井は本シリーズ3連勝で、同位3連覇に王手。今期初防衛にも王手がかかる。

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