元経産省官僚で、慶應大学大学院教授の岸博幸氏(62)が18日、今夏の参議院選挙出馬を否定した。TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)にゲスト出演し「現状ないです」と断言した。

 番組MCの「爆笑問題」田中裕二から「いきなりですけども、夏の参院選に出馬のうわさがちまたで立ってますが」と直球で聞かれた岸氏は「いきなりですね」と苦笑いしながら否定した。

 岸氏は23年夏に多発性骨髄腫を患っていることを公表している。出馬しない理由としても「私は病人でして、一応、元気そうにしていますけど、正直言って体調悪い時期が増えてますし、この2年間で体力がすごく落ちたんですね」と説明。「残り人生8年と考えてますけど、またハードワークの世界の戻るのか、または、ちょっと自由に過ごすのか、どっちがよりいいかなって考えて、現状では圧倒的に後者。だから現状ではない、としか言えません」とした。

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