女優の上白石萌歌が18日、東京・タワーレコード渋谷で現在公開中の映画「パリピ孔明 THE MOVIE」(渋江修平監督)で演じるEIKOとしてミニライブを行った。

 人気漫画の劇場版で、2023年9月期のドラマに続いて向井理が現代に転生した天才軍師・諸葛孔明、上白石がアマチュアシンガーのEIKOを演じる。

この日は実際のライブハウスで、EIKOのアルバム「Count on me」のリリース記念イベントとして「DREAMER」「Count on me」を伸びやかな歌声で披露。最後は「天下泰平」の決めゼリフで締めた。

 歌い終えると、関口メンディーをゲストに迎えてトークショーを開催。上白石は「EIKOのライブシーンを思い出して『パリピ孔明の世界にいるような気持ちになりました。EIKOとしてお客さんの前に出るのは最後かもしれない」と感慨深げ。「私にとって『パリピ孔明』は軍師。作品自体が、私をどんな時にも励ましてくれて、指針みたいに導いてくれる」と力を込めた。

 映画の劇中のフェスは東京・有明ガーデンにエキストラ6000人以上を集めて撮影された。「撮影という感じではなく、本当にライブをしているみたいだった。『孔明がいなくなっちゃうかも』というグラグラしちゃう気持ちになって、普通に歌うのとは違う感じだった」。ドラマ版も含めて撮影を振り返ると「『パリピ孔明』の撮影は基本的にカオスなんです。撮影でハプニングが起こらない方が珍しい。

監督が天才肌なので、刺激的です」と愛着を語った。

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