先月24日発売の「週刊文春」に俳優の田中圭との不倫疑惑が報じられた女優・永野芽郁が主演する映画「かくかくしかじか」(関和亮監督)が16日に封切りし、公開3日で興行収入1億6975万円、観客動員数12万5100人を記録する好調な滑り出しをした。配給のワーナー・ブラザースジャパン合同会社が19日、発表した。

 永野は出演を予定していたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜・後8時)を辞退することが明らかになったばかりだが、主演映画は好スタートを切った。興行収入1億6975万円、観客動員数12万5100人を突破し、実写邦画で1位になった。

 公開初日の舞台あいさつは、報道陣を呼び込まず、シャットアウト。永野は終わり際に「最後に一言」と促されると「このたびはお騒がせしてすみません」と涙声で頭を下げたという。

 同作は「海月姫」、「東京タラレバ娘」などで知られる人気漫画家・東村アキコ氏の自伝エッセー漫画が原作。2012~15年まで集英社の月刊誌「Cocohana」で連載され、マンガ大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した人気作だ。東村氏自らが脚本を執筆し、永野演じる漫画家を志す高校生・明子とスパルタ絵画教師・日高先生(大泉洋)の9年間の交流を描く。

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