昨季サイ・ヤング賞のブレーブス・セールが現役４人目の通算２５００奪三振達成　２０２６イニングは歴代最速
ブレーブスのクリス・セール投手（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　フィリーズ３―９ブレーブス＝第２試合＝（２９日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア＝シチズンズバンクパーク）

　ブレーブスのクリス・セール投手が２９日（日本時間３０日）、敵地のフィリーズとのダブルヘッダー第２試合で８三振を奪い、現役４人目となる通算２５００奪三振を達成した。

　あと８三振で迎えたこの日の試合では、６回２死からソーサ相手に得意のスライダーで空振り三振を奪い大台達成。

その直後も顔色も変えずに淡々とベンチに戻っていった。歴代４０人目。現役ではジャイアンツのジャスティン・バーランダー（３４５７）、ブルージェイズのマックス・シャーザー（３４０８）、ドジャースのクレイトン・カーショー（２９７４）に次いで４位。また、通算２０２６イニングでの到達は、ランディ・ジョンソンの２１０７回２／３を抜く最速記録となった。

　昨年投手３冠王となったセールは開幕５試合目まで０勝３敗、防御率６・１７と低迷していたが、その後の７試合では３勝０敗、４４回１／３を投げ自責点７の防御率１・４２、５４奪三振と完全復活をとげた。

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