◆東京六大学野球春季リーグ戦最終週最終日▽早大6―5慶大(1日・神宮)

 慶大は早大に連敗し、5勝7敗2分けの勝ち点2で今季を終了。昨秋に続き5位に終わった。

 宿命のライバルとの戦いで粘りは見せた。3回裏に早大の5番・前田健伸一塁手(4年=大阪桐蔭)に満塁弾を浴びて1―5とされたが、4、7回に2点ずつ返して追いついた。しかし、8回裏に守備の乱れが出て決勝点を許してしまった。堀井哲也監督(63)は「勝ち切れなかったということ。これからしっかり振り返って、秋に向かって頑張りたい」と悔しさをにじませた。

 エースで主将を務める外丸東真投手(4年=前橋育英)は、この日の登板はなし。4勝3敗、防御率4・12という不本意な成績に終わったシーズンを振り返り「チームを勝利に導けるようなピッチングをしなければいけなかったのに、期待に応えられなかった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。

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