◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日午前8時10分開始予定)、本拠地・ヤンキース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。レギュラーシーズンではドジャース―ヤンキース戦は今季最終戦。
3連戦初戦だった30日(同31日)はヤンキースのジャッジが1回表に19号ソロを放って先取点を奪ったが、1回裏に大谷が21号先頭弾。6回にも22号ソロを放ち、チームを逆転勝ちに導いた。前日31日(同1日)は大谷は本塁打こそ出なかったが、2安打を放って18―2という大勝に貢献。一方でジャッジは20、21号ソロを放ち、大敗の中でもただ一人意地を見せた。2人の本塁打合戦からは目が離せない。
ドジャースの先発は山本。前回登板の26日(同27日)の敵地・ガーディアンズ戦では6回3安打2失点で6勝目(3敗)。防御率もリーグトップ千賀(メッツ)の1・60に次ぐ1・97と安定した投球を続けている。ヤンキース戦は昨年6月7日に敵地で登板して7回2安打無失点と快投。ワールドシリーズでも第2戦に本拠地で先発して7回途中1安打1失点と相性のいい相手でもある。
ヤンキースの先発はライアン・ヤーブロー投手(33)。昨季途中までドジャースに所属した左腕で、今季は12登板で2勝無敗、防御率3・06をマークしている。大谷は過去10打数4安打の打率4割。ヤーブローがレイズに所属していた19年6月13日に対戦した際には二塁打、三塁打、本塁打を放ち、救援投手から単打を放ってサイクル安打を達成した。
前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く56試合に出場。22本塁打(リーグ1位)、37打点(同15位タイ)、67安打(同3位)、打率2割9分8厘(同9位)、OPS1・062(同2位)をマークしている。チームは36勝22敗で、地区2位のパドレスに3・0ゲーム差で首位を走っている。