◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、5点を追う6回先頭の3打席目は三ゴロに倒れて3打席連続の凡退となった。
ヤンキースの先発はライアン・ヤーブロー投手(33)。
1回表に先発した山本由伸投手(26)が1点を失って迎えた初回先頭の1打席目は、空振り三振。110キロ台の変化球を交えるヤーブローの投球にタイミングが合わず、最後は外角低めのチェンジアップに手が出て空振り三振を喫した。
ドジャースは2回にエドマンのソロで追いついたが、3回に山本がライスに2ランを浴びるなど3点を失ってリードを許した。3回2死走者なしで打席に立った大谷は中飛。山本は3回2/3で96球を投げ、7安打4失点で降板し、7勝目はならず、試合前に1・97だった防御率が2・39となった。
ヤンキース3連戦初戦だった30日(同31日)は、ジャッジが1回表に19号ソロを放って先取点を奪ったが、1回裏に大谷が21号先頭弾。6回にも22号ソロを放ち、チームを逆転勝ちに導いた。前日31日(同1日)は大谷は本塁打こそ出なかったが、2安打を放って18―2という大勝に貢献。一方でジャッジは20、21号ソロを放ち、大敗の中でもただ一人意地を見せた。
6月はこれまで2度、月間MVPを受賞するなど得意としている1か月。今後の爆発にも期待がかかる。