1日に阪神が広島を8―0で下し、両リーグで30勝一番乗りとなった。阪神が両リーグトップで30勝到達するのは2003、21、23年に次いで4度目。

今回は52試合目での到達だが、03年は45、21年は46、23年は45試合とこれまでで最も所要試合数が多い。所要試合数が多いということは敗戦数もそれなりに多く、全体的に混戦だということだ。

 ちなみにこれまでの両リーグ30勝一番乗りで所要試合数が多かった例を見ると

試合数=年  球  団

 59=64年東  京

 58=80年日本ハム

 58=00年日本ハム

 55=74年阪  急

 55=82年西  武

 54=99年ダイエー

 53=77年阪  急

 53=98年巨  人☆

 53=12年日本ハム

 52=86年広  島☆

 52=25年阪  神☆

☆印はセ・リーグ

 セ・リーグで30勝一番乗りを達成したチームでは98年巨人の53試合に次ぎ、86年広島と並んで2番目に所要試合数が多い。ちなみに98年は横浜が優勝し、巨人は3位、86年は広島が優勝したが、2位の巨人とのゲーム差はなしだった。果たして今年の阪神は何位でフィニッシュするだろうか。

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