ロッテの鈴木昭汰投手が2日、都内で行われた日本生命セ・パ交流戦の開幕記者会見に出席し、壇上で「任されたシチュエーションは全部成功して、防御率も0・00で終わるのを目標に頑張ります」と力強く宣言した。昨季は交流戦6試合に登板し、2安打6奪三振、計6イニングで防御率0・00と抜群の安定感を見せていた左腕は、会見後にも取材に応じ、「(『防御率0・00』は)自分にプレッシャーかける意味でも。
チームは4連敗中で、17勝31敗で今季最多となる借金14の最下位と低迷中だ。今季は3日から本拠地での巨人戦で開幕カードを迎える。「今、僕らはあまり良くないですけど、交流戦は特に成績次第では(差を)縮められる絶対にいいチャンス。本当に諦めてないので。1つでも勝ち、交流戦が終わったときに、いいところに入れればいい。心機一転じゃないですけど、交流戦からチーム状況をどんどん上げていきたい。勝ちに飢えているので、僕たちは」。交流戦での巻き返しへ、決意を込めた。