◆米大リーグ ドジャース―メッツ(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う9回1死一、三塁で迎えた5打席目は守護神のディアスと対戦し、サヨナラのチャンスで同点の左犠飛を放った。
メッツの先発はポール・ブラックバーン投手(31)。
そして迎えた0―2で2点を追う7回2死走者なしの4打席目。3番手右腕・クラニックの初球のカーブを捉えた。今季2打数無安打に抑えられていたが、初球をジャストミート。打球速度113・6マイル(約182・8キロ)、打球角度38度で飛び出したアーチは右翼のメッツブルペンへ飛び込んでいった。飛距離424フィート(約129メートル)。放った瞬間は歩きながら何度もうなずいた。
5月30日~6月1日(同5月31日~6月2日)の本拠地でのヤンキース3連戦では、初戦に21号先頭弾を放つなど、2本塁打。2戦目は2安打を放ちながらノーアーチに終わり、前日1日(同2日)は4打数無安打で快音が響かなかった。21、23年に月間MVPに輝いた得意の6月とあって、勢いに乗っていく可能性が高い。
この日、89歳で亡くなったことが発表された巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(報知新聞社客員)とは、3月15日に東京ドームで行われた巨人とのプレシーズンゲームで対面。