大谷翔平２戦連発２４号なるか、２打席目までは凡退…前夜は長嶋茂雄さん追悼弾
ドジャース・大谷翔平（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―メッツ（３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が３日（日本時間４日）、本拠地・メッツ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、３点をリードした２回２死走者なしの２打席目は左飛に倒れた。

　メッツの先発は、タイラー・メギル投手（２９）。

２３年に９勝を挙げた経験もある右腕で、今季は試合前の時点で１１登板で４勝４敗、防御率３・５２だった。大谷はレギュラーシーズンでは５打数無安打だが、昨年１０月１６日（同１７日）のナ・リーグ優勝決定シリーズ第３戦では右翼へ３ランを放った。

　１回表に先発のカーショーがアロンソに適時打を浴びて先取点を献上。大谷の１打席目は外角の際どいボールに手が出ず見逃し三振に倒れた。続く左足薬指骨折で４戦連続欠場していたベッツが右前安打。フリーマンが右翼線の適時二塁打を放ってすぐに追いついた。さらにマンシーの２ランなどで一気に逆転。３点をリードした大谷の２打席目は左飛に倒れた。

　前日２日（同３日）の本拠地・メッツ戦は、３打席目まで２三振を喫するなど無安打だったが、２点を追う７回２死の４打席目に３番手右腕・クラニックから右翼へ３試合ぶりの本塁打となる６月初アーチの２３号ソロ。両リーグ単独トップだったマリナーズのローリーに並んだ。試合前には巨人・長嶋茂雄終身名誉監督（報知新聞社客員）が８９歳で死去したことを悼み、インスタグラムにはツーショット写真とともに「心よりご冥福をお祈りいたします」と投稿。３月に東京ドームで対面したミスターにささげる追悼弾となった。

　この日の試合前、５月の月間ＭＶＰが発表され、ナ・リーグは大谷、ア・リーグはジャッジ（ヤンキース）と昨季のＭＶＰコンビが選出された。大谷は５月、月間２７試合に出場。１５本塁打はリーグ断トツトップで、３４安打は同４位、２７打点は同２位タイ、打率３割９厘は同１２位、ＯＰＳ１・１８０は同１位、長打率７割８分２厘も同１位と好調を維持していた。

編集部おすすめ