◆米大リーグ ジャイアンツ2―3パドレス=延長10回=(3日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 パドレスの松井裕樹投手が3日(日本時間4日)、敵地のジャイアンツ戦で今季初勝利を挙げた。2―2の9回に登板し5球で3者凡退に抑えると、延長10回にクロネンワースが決勝打を放ち、その裏をエストラダが抑えた。

 まさかのマウンドだった。8回まで0―2。9回も2アウトに追い込まれたが2死満塁からマチャドが左翼に同点タイムリー。ここで呼ばれたのが最近2試合失点をしていた松井だった。

 しかし、松井は落ち着いていた。ヤストレムスキーをボール2からの直球で左飛に抑えると、フィッツジェラルドを初球スプリットで右直、ベイリーも初球まっすぐで右飛に打ち取った。

 これで流れは一気にパドレスとなり、10回2死三塁からクロネンワースが右前安打して勝ち越した。前夜は両軍無得点の試合を10回にJ・イグレシアスの決勝犠飛で競り勝ったパドレス。2戦連続延長10回試合をものにした。

 

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