昨年4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン手術)を受けた巨人・代木大和投手が4日、ジャイアンツ球場で術後2度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

 大城元、亀田、荒巻と計6打席対戦。

全球クイックモーションで投じ、最初の2打席は四球を与えたが、その後は三振3つと投ゴロに抑えた。最速は148キロだった。「2者連続フォアボール出したことは今後の課題だけど、そこから自分なりに工夫して自分の意図したボールを投げられていた。修正できたところはプラスに捉えています」と振り返った。

 3軍で指導している大竹2軍投手コーチは代木の登板を見守り「最初はちょっと合っていなかったけど、最後の方はカットも真っすぐもちゃんと合わせていいボールが来ていました。十分投げられていたと思います」とうなずいた。

 先月28日に術後初めてのライブBPに登板し、この日が2回目。「ブルペンで養えないものは実戦形式じゃないと作っていけないのかなと。2回ライブBPやらせてもらっているけど、1回1回課題を克服していけているので、少しずつ実戦に向けての対応はできているのかなと思います」と実戦復帰を見据えた。

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