◆都市対抗野球大会近畿地区▽第2次予選 ミキハウス4―12NTT西日本(4日・わかさスタジアム京都)

 2024年に都市対抗野球、日本選手権の2大大会に出場したミキハウスが初戦を落とした。

 先発で元巨人・桜井俊貴が3回2/3に6失点でKOで敗戦投手となった。

初回に2点の援護を受け、3者凡退で上々の立ち上がりだった。2回に1死から四球を与え、左翼線への適時二塁打や中犠飛で2失点。4回にも2つの適時打を含む、計4安打に失策、中犠飛が絡み、4失点。4回途中で降板した。「狙い球をきっちり打たれた。まっすぐで空振りやファウルを取るところが課題」と悔やんだ。

 同じく元巨人の菊田拡和(ひろかず)は3打数ノーヒットで相手投手を打ち崩せず、高橋優貴は登板がなかった。

 3日には長嶋茂雄・終身名誉監督が亡くなった。桜井は「キャンプで激励を受けた。いるだけで雰囲気が変わる方。シーズン中も鼓舞してもらい、良い刺激を受けたスターでした」と思い出を語った。また、高橋は「21年のシーズン中に登板前にがんばれよと声をかけてもらった。

偉大な方」と懐かしんだ。

 菊田は試合を振り返り「負けて良い試合はない」と強い表情で答えた。元巨人3選手を筆頭に、守備からリズムを立て直す。

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