◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス6―1広島(4日・京セラD大阪)

 広島は、大敗で7年ぶりに勝ち越した昨年に続く交流戦の連勝スタートを逃した。先発・大瀬良が初回3者三振という立ち上がりも、4回に大量6失点。

すべて今季ワーストの4回11安打6失点で4敗目(2勝)を喫した。打線も、オリックス・田嶋大に6回まで3安打で三塁を踏めず。8回1死二塁から小園の右翼線適時二塁打で1点を返すのが精いっぱいだった。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―大瀬良投手、立ち上がりは良かった

 「申し分ない立ち上がりだったけど、その後ちょっと全体的にボールが高かったかな。でも、逆に次に向けて切り替えやすいんじゃないの? と思います」

 ―先制を許した紅林選手の2点打は打ち取った当たりだった

 「まあでも全体的に、ちょっと高かったかな。相手が気持ち良くスイングしていた。また修正して、次の登板に臨んでほしい」

 ―4回71球で降板

 「やっぱりあそこで、また次のイニングというわけにはいかないでしょ。本人も、いっぱいいっぱいで(4回を投げ終えて)帰ってきたと思うんで」

 ―打線はゼロでは終わらなかった

 「今日も平日にもかかわらず、レフトスタンドにたくさんのカープファンの方が来てくれていた。それはもうゼロで終わるよりはね」

 ―2番手・岡本投手が初のイニングまたぎで2回無失点

 「良かったね。岡本もイニングまたぎでしっかりゼロで抑えたし、あと塹江も、(長谷部)銀次もね。銀次は前回、今シーズン初めてでああいう感じ(1回3失点)だったけど、今日はしっかり腕も振れていたし、ストライク先行できていた」

 ―(自ら続けて)

 「野手でいったら、羽月が、あそこ(8回先頭の)代打でツーベースを打ってホームに返ってきた。

あと(8回の打席で左飛だった佐々木)泰も、初球の山岡のスライダーをフルスイングしてね。まだ確認してないけど、インサイドいいとこでしょ? レフトに。大したもんだと思うし。(5回守備からプロ初の中堅守備で起用した)泰に関しては、最初にセンター守らせるというのは、屋外よりはドームでと思っていた。今日は、いいタイミングでセンターに入れたのかな」

 ―5回守備で中村奨選手を代えたというのは

 「それは(中村)奨成の打席の内容とか、そういうのを見ながら。あそこ(5回1死一、二塁)で3打席目、ファーストフライだったかな。あそこでいい内容だったら、そのまま奨成いかせようと思っていた。そこは結果じゃなしに内容見ながら」

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