【巨人記録室】井上温大５失点以上は３度目、１イニング２発浴びたのは自身初
２回無死一塁、藤岡裕大に右越え２ラン本塁打を打たれた井上温大（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　ロッテ５―３巨人（４日・ＺＯＺＯマリン）

　巨人は交流戦の初戦に黒星。２３年から交流戦初戦は３連敗となった。

　先発の井上（巨）が７回５失点で負け投手。５失点以上は、５月６日の阪神戦で６失点して以来、自身３度目になるが、この日は２回に１イニング２本塁打を浴びた。井上の１試合２被本塁打は、２２年８月３１日ヤクルト戦。昨年６月２７日ＤｅＮＡ戦の２本と並ぶ１試合最多被本塁打だが、ヤクルト戦は２、４回、ＤｅＮＡ戦は３、４回で、１イニングに２発も浴びたのは初めてだった。

　井上はこの日の登板前まで、通算１９３回１／３を投げて被本塁打１４本で、９回換算の１試合平均の被本塁打が０・６５本と少なく、また、今季の奪三振率９・００（５６回、５６Ｋ）はリーグトップだった投手だが、序盤に２本も打たれた上に、７イニングで奪三振が２個だけと、持ち味が出なかった。（福山　智紀）

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