◆米マイナーリーグ オマハ―アイオワ=第2試合(4日、米ネブラスカ州オマハ=ワーナーパーク)

 タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ3Aアイオワ所属の前田健太投手が4日(日本時間5日)、オマハとのダブルヘッダー第2戦に先発。5回まで2安打3奪三振2四球で無失点。

75球で降板した。

 5月29日のシラキュース戦で1回0/3を7安打3四球で9失点した前田だったが、この日は2回2死一、三塁ではスライダーで中飛、3回1死二塁ではスプリッターとスライダーで2者連続中飛に抑えてピンチをしのいだ。

 前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合投げ防御率7・88と調子が上がらず、5月1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となって、カブスとマイナー契約を結んだ。

 移籍後3Aでのここまで3試合では、いずれも初回から失点し計6回2/3を投げ18失点、防御率は24・30だったが、この日で13・89となった。マイナーで結果を残してメジャー復帰という望みも厳しくなっていただけに、この日のような好投を続けたいところだ。

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