◆日本生命セ・パ交流戦2025 ソフトバンク8―4中日(5日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが交流戦を3連勝でスタートした。今季初の貯金3。

初回に柳町の適時二塁打と野村の2戦連発となる6号3ランで一挙4点を先取。先発の大関が7回無失点の好投で4勝目を挙げた。昨季は全試合で4番に座った山川が不振。5月中旬から7番での出場が続いていたが、この日は移籍2年目で初めてスタメンから外れ、出番がなかった。

 以下は試合後の小久保裕紀監督の主な一問一答

―3連勝

「今日は初回がすべて。ああいう展開になると先発投手は非常に難しいけど、大関が中5日でしっかりゲームをつくってくれて、抑えてくれたので。いいゲームになりましたね」

―大関の投球は

「あまり真っすぐの出力は出ていなかったですが、出力がすべての投手ではないので。コンビネーション、コントロールでしっかり打たせて取るピッチングをやっていましたね」

―3連戦とも先発が無失点「先発投手がしっかりゲームをつくることでね。あとは勝ちパターンの投手を出さず、最後はちょっとバタバタしましたけど、これで明日からの神宮で勝ちパターンの投手をつぎ込めるので、助かっていますね」

―野村が2戦連発

「今日は2番でと思ったけど、打撃コーチとヘッドコーチが6番で、と。バッチリ当たりましたね。健太(故障していた今宮が)いない1か月間で、一番成長した選手じゃないですか」

―山川を外した

「今日は近藤がDHと決まっていた。今の並び的に、(中村)晃を外さないほうがいいということで。

(山川は)レギュラーで出ている選手なので、試合前には外れるよと直接伝えましたけど」

―山川も、そういう対象に

「対象というか、ずっと7番・DHで出ていて、比較とかではないけど、晃が打線で機能している中、勝つためのベストを」

―コーチ陣とも話し、満場一致か

「主力を外すのに、満場一致という言葉はない。悩みに悩んで、ということです」

―柳町も外せない選手に

「チャンスメイクも走者をかえす打撃も。おっしゃるとおり、外せない選手になっています」

―7回に今宮が復帰後初安打

「それが一番良かったですね。競っていたら、代打を送っていたかもしれないけど、点差があったのと、健太に一本出ないと、この先は苦しいので。本人もホッとしているんじゃないでしょうか」

―中日・金丸の印象は

「初回に崩れて、すっと立ち直れるというのは、すごく将来が楽しみな選手ですね。ああなると、なかなか難しいけど、その後はしっかりゲーム作って。大した投手だなと思います」

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