◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス4―3広島(5日・京セラドーム大阪)

 オリックスが終盤のピンチで粘り腰を発揮し、交流戦の勝ち越しスタートを決めた。岸田護監督が勝敗のポイントに挙げたのは、7回1死二、三塁。

古田島を救援した4番手・山岡が末包、坂倉を連続で空振り三振に仕留めた場面だ。「三振を取ってこい、というところで送り出した。素晴らしかった。さすがでした」と賛辞を連発。必殺球の縦スライダーを武器に、極上の火消し。今季からリリーフ専任となった9年目右腕も「エスピ(ノーザ)に勝ちがついてなくて。先発をやっていたので、その気持ちは分かる。勝ちがついて最高の結果になったので、良かったです」と助っ人の333日ぶり白星を喜んだ。

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