ＤｅＮＡ・三浦監督　球団史上４人目の監督通算３００勝　「チームのために」姿勢示し続け
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◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　楽天０―５ＤｅＮＡ（５日・郡山）

　ＤｅＮＡ・三浦監督が別当薫、三原脩、ラミレスに次いで球団史上４人目の監督通算３００勝を達成した。節目の一戦は５―０の完勝。

投げては防御率リーグトップ１・０２となったケイが７回無失点。打っては、この日来場した初代監督の中畑氏が４番に抜てきした筒香の先制二塁打から５点を奪った。ハイタッチで選手を迎えた５年目の指揮官は「チームで戦っているわけなのでね。みんなに感謝です」とナインに頭を下げた。

　２０２１年４月５日に開幕９試合目で監督初勝利。初年度は最下位に沈んだが、２年目以降は３年連続Ａクラスに導き、４年目の昨季はリーグ３位から下克上で球団２６年ぶりの日本一を達成した。オフは日本一監督としてイベントに引っ張りだこ。多忙なオフを過ごしたが、グラウンドではとことん実直に野球と向き合う。監督だからと偉ぶらず、試合前の打撃練習後は率先してボールを拾う。「チームのために」という姿勢を示し続けてきたことが結束を呼んでいる。

　節目の勝利でチームは２３年から続いた地方球場での連敗を８でストップ。勢いをつけ、２・５差の首位・阪神を追いかける。

（太田　和樹）

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