◆米大リーグ ドジャース―メッツ(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日午前5時10分開始予定)、本拠地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。昨季ナ・リーグ優勝決定シリーズで対戦し、今季も東地区首位を走るメッツ戦はレギュラーシーズン全7試合の最終戦。

3試合ぶりの本塁打となる24号を狙う。

 本拠地でのメッツ4連戦初戦の2日(同3日)に右翼へ23号ソロを放ったが、3日(同4日)は3打数無安打。前日4日(同5日)も2安打を放ったが、4打数2安打で長打は出なかった。メッツ戦は今季、ここまで6試合で2本塁打を放っているが、24打数5安打の打率2割8厘と抑え込まれている。ポストシーズンで対戦する可能性もあるだけに、レギュラーシーズン最終戦で快音を響かせて嫌な印象を与えたいところだ。

 メッツの先発は、デービット・ピターソン投手(29)。今季は11試合に登板して4勝2敗、防御率2・69と安定した成績を残している左腕だ。大谷はここまで本塁打がなく11打数2安打の1割8分2厘。5月24日(同25日)に敵地で対戦した際には4打数無安打で3三振と完璧に封じられた。リベンジを果たしたい相手だ。

 前日4日(同5日)終了時点でマリナーズのローリーと並んで両リーグ最多の23本塁打。レギュラーシーズン162試合に換算すると、60・1発ペースで本塁打を打っている。

70安打(リーグ3位タイ)、打率2割9分2厘(同9位)、39打点(同14位タイ)、OPS1・038(同2位)、64得点(1位)なども好成績。チームは37勝25敗でナ・リーグ西地区2位のパドレスに1・0ゲーム差をつけて首位を走っている。

 メッツ戦を終えるとあす6日(同7日)からは敵地でカージナルス3連戦、9日(同10日)からは敵地でパドレス3連戦が予定されている。

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