◆イースタン・リーグ ヤクルト2―5DeNA(6日・戸田)=延長10回タイブレーク=
コンディション不良で離脱中のヤクルトのドラフト3位・荘司宏太投手が交流戦期間中の1軍復帰に前進した。2―2の8回から実戦復帰のマウンドに上がり1回を1安打、1四球、2奪三振で無失点に抑えた。
5月8日に出場選手登録を抹消され、1週間は完全ノースロー調整を強いられた。患部に影響が出ないように細心の注意を払いつつ、体幹トレなど地道なリハビリをこなしてきた。2軍に合流後も1軍の試合をくまなくチェックし、気持ちは切らさずにここまできた。
デビューから11戦連続無失点と抜群の安定感を誇り、8回の男にのし上がったルーキーは「またしっかりこっちでアピールをして、いつ呼ばれてもいいように。万全の状態で1軍に戻れたら」。早ければ2軍で数試合登板した後、問題がなければ1軍に再昇格することになりそうだ。