◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(6日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・カージナルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2点を追う3回先頭の2打席目は、右前安打を放って3試合連続安打をマークした。
カージナルスの先発は、ソニー・グレイ投手(35)。
試合開始前に雨が降ったため、開始時間が1時間17分遅れてプレーボール。初回先頭の1打席目は内角の直球を捉えきれず二ゴロに倒れた。「1番・左翼」でスタメン入りしたカージナルスのヌートバーの1回裏先頭の1打席目は一ゴロだった。2点を追う3回先頭の2打席目は強烈な打球で一、二塁間を破る右前安打で3試合連続安打。打球速度は113・4マイル(約182・5キロ)という痛烈な当たりだった。
大谷は2日(同3日)の本拠地・メッツ戦で右翼へ23号ソロ。その後3試合は本塁打が出なかったが、4、5日(同5、6日)の同カードは2試合連続で単打2本で2安打をマークした。カージナルスは23年WBC日本代表で活躍したヌートバーもスタメン出場。仲もよかった2人の対決にも注目だ。
ロサンゼルスから時差の2時間あるセントルイスに移動しての試合。この日の試合前には、ヌートバーとグラウンド上で再会した。昨季までカージナルスに所属したエドマン(ドジャース)も交えて3人で楽しそうに談笑。その後はキャッチボールも行って調整。23年9月の右肘手術後3度目となるライブBP(実戦形式の練習)での登板は9日(同10日)の敵地・パドレス戦前になることも決まった。