ドジャース・エドマンにカージナルスファンがスタンディングオーベーション、球審も粋な計らい
試合前には久々の再会を楽しんだ（左から）ドジャース・大谷翔平投手、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手、ドジャースのトミー・エドマン内野手（カメラ・安藤　宏太） 画像（1枚）

◆米大リーグ　カージナルス―ドジャース（６日、米ミズーリ州セントルイス＝ブッシュスタジアム）

　ドジャースの「８番・二塁」でスタメン出場したトミー・エドマン内野手（３０）にカージナルスファンから大きな声援が送られた。

　両軍無得点で迎えた２回１死一、二塁のエドマンの１打席目。

昨季途中までカージナルスでプレーしたエドマンが打席に入ると、カージナルスファンは総立ちとなって拍手を送った。ヘルメットを取って手を上げて感謝の気持ちを示すエドマン。通常であればピッチクロック違反になってしまうところだが、球審も本塁ベース付近の土を整えるなどして時間を稼ぐ粋な計らいもあって、特別な時間が過ぎていった。エドマンは中飛に倒れ、ドジャースの先取点につなげることはできなかった。

　エドマンは試合前に約４０人の報道陣に囲まれて「たくさんの思い出が詰まっている場所。初めてメジャーに昇格してポストシーズンも戦った場所」と感慨深そうに振り返りながら、かつての本拠地に足を踏み入れていた。

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