◆米大リーグ カージナルス5―0ドジャース(6日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・カージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打で3試合連続安打をマークしたが、チームは完敗を喫した。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)は「1番・左翼」でフル出場したが、3打数無安打1四球だった。

 ドジャースが無得点で敗れるのは、5月10日の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来約1か月ぶりで今季4度目。2ケタ安打を放ちながら無得点に終わったのは、11年6月18日の本拠地・アストロズ戦以来14年ぶりで、敵地の試合では08年8月25日のフィリーズ戦以来17年ぶりの屈辱となった。

 初回は1死からベッツが二塁打もフリーマン、T・ヘルナンデスの3、4番が凡退。2回は1死一、二塁もエドマンとラッシングが外野フライに倒れた。3回も大谷とベッツの連打で無死一、二塁もクリーンアップが凡退。6回は2死一、三塁でコンフォートが三邪飛で、7回1死一塁では大谷が二ゴロ併殺打に倒れた。8回は無死二、三塁も2者連続三振を喫するなど後続が凡退。先発出場して無安打は5番のマンシーと9番のラッシングだけだったが、ここぞの1本が出ずに、打線がうまくつながらなかった。

 ロバーツ監督は「得点圏ではボール球を振らされた。変化球をうまく使われた」と指摘していた。

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